コロナウイルスの影響でGoToトラベルが一時停止となり、旅行がしにくい状況です。だからこそ、今は次のお出掛け候補をじっくり吟味する期間にしませんか。
温泉大国日本には、全国各地に素敵な温泉がたくさんあります。温泉といえば、“泊りがけで行くもの”というイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、あえて日帰りで行ってみるのもいいかもしれません。
今回は、東京から日帰りで行くことができる関東近郊の温泉地をご紹介します。東京駅や新宿駅など、主要駅からの所要時間もあわせてお伝えするのでぜひ参考にしてくださいね。
「河口湖温泉」のはじまりは1990年代であり、まだその歴史は浅いですが、富士山や河口湖の絶景を楽しめることから人気を集めています。
源泉は、麗峰の湯・天水の湯・霊水の湯・芙蓉の湯・秀麗の湯の5つ。富士山の麓にある河口湖の湖畔周辺に温泉宿が立ち並び、絶景を望みながら温泉を楽しむことができます。
「富士急ハイランド」を訪れる際には、河口湖温泉にもぜひ立ち寄ってみてくださいね。
▼アクセス・所要時間
【新幹線】東京駅より約2時間~
【高速バス】秋葉原駅より約2時間10分~
「熱海温泉」は、源泉の数や湧出量も国内屈指で、かの徳川家康が愛した温泉としても有名です。当時は熱海の湯を江戸城まで運ぶ「御汲湯(おくみゆ)」も行われていました。
源泉の大半は肌にやさしい弱アルカリ性で、保温効果に優れ、神経痛・冷え性・慢性の婦人病や皮膚病などに効能があるとされています。
▼アクセス・所要時間
【新幹線】東京駅より「ひかり」で約35分、「こだま」で約45分~
【高速バス】新宿駅より三島駅まで約1時間50分~
【普通列車】東京駅より約1時間40分~
「箱根湯本温泉」の歴史は、奈良時代に始まったと言われています。“箱根二十一湯”と呼ばれる大小21もの温泉地が集結しており、源泉の数も多く湯量も豊富。お湯は肌に優しく、冷え性・肩こり・腰痛解消などに効能があるとされています。
箱根湯本駅前には、温泉街が広がっておりグルメやショッピングを楽しめますよ。
▼アクセス・所要時間
【新幹線】東京駅出発、小田原駅にて箱根登山電車に乗り換え約1時間45分~
【高速バス】バスタ新宿より約2時間10分~
【特急列車】新宿駅より「小田急ロマンスカー」で約1時間20分~
ノスタルジックな石段街が魅力の「伊香保温泉」は、万葉集の東歌にその名が刻まれているほど歴史深い温泉地。「黄金の湯」と「白銀の湯」と呼ばれる2種類のお湯を持ち、「子宝の湯」として有名です。
共同浴場のひとつ「伊香保露天風呂」では、“黄金の湯”が掛け流しで楽しめます。また、温泉まんじゅう(湯の花まんじゅう)の発祥の地でもあり、365段の石段を挟んでお店が立ち並ぶ光景は温泉情緒にあふれています。
▼アクセス・所要時間
【新幹線】上野駅または東京駅より高崎駅を経由して約2時間~
【高速バス】バスタ新宿より約3時間~
【普通列車】上野駅より約3時間~
「草津温泉」は兵庫・有馬温泉や岐阜・下呂温泉に並ぶ日本三大名泉のひとつで、「恋の病以外効かぬ病はない」と言われるほどの高い効能でも知られています。
自然湧出量日本一を誇り、その量なんと1日につきドラム缶約23万本分!
そして草津温泉のシンボルである「湯畑」では、毎分4,000リットルの温泉が湧き出しながらもくもくと湯煙を舞い上げています。
湯畑のすぐそばにある「熱乃湯」で行われている“草津節”という唄にあわせ繰り広げられる湯もみと踊りのショーは必見です。
▼アクセス・所要時間
【新幹線】上野駅出発、軽井沢駅または長野原草津口駅にてバスに乗り換え約2時間半~3時間
【高速バス】東京駅またはバスタ新宿より直行便で約3時間30分~4時間10分
【普通列車】上野駅より約4時間~
「四万温泉」の開湯は平安時代と言われ、とても歴史深い温泉地です。ジブリ映画『千と千尋の神隠し』に登場する“油屋”のようだと話題になった「積善館 本館」もこの地にあります。
源泉は、古くから「四万(よんまん)の病を癒やす霊泉」と言われ、切り傷・神経痛・疲労回復などに効能があるとされています。「飲むと胃腸病に効く」とも言われており、専用の「飲泉所」もあります。
▼アクセス・所要時間
【新幹線・特急】東京駅出発、中之条駅にてバスに乗り換え約2時間半~3時間
【高速バス】東京駅より直行便「四万温泉号」にて約3時間30分~4時間15分
【普通列車】東京駅より約4時間~
「鬼怒川温泉」は、江戸時代にその歴史が始まり、当時は日光詣のお坊さんや大名のみが入湯を許されたという由緒ある温泉です。一般に開放されたのは明治時代になってからで、以後関東有数の温泉地として発展を遂げてきました。
温泉は肌に優しくなめらかで、神経痛・五十肩・疲労回復・健康増進などに効能があるとされています。東武日光駅からは電車で30~40分程のため、日光観光と合わせてお出掛けするのもいいですね。
▼アクセス・所要時間
【特急電車】新宿駅・浅草駅・池袋駅より約2時間~
【快速電車】浅草駅より約2時間30分~
【高速バス】東京駅より約3時間30分~
「那須温泉」の歴史は大変古く、温泉が発見されたのは630年頃。お湯は高温の硫黄泉で、皮膚病・婦人病・胃腸病・疲労回復などに効能があるとされており、江戸時代に作られた温泉の効能番付でも上位にランクされていたという記録が残っています。
温泉街に入ると温泉独特の硫黄の香りが漂っていて、湯治気分がより一層盛り上がるはずです。
▼アクセス・所要時間
【新幹線】東京駅より那須塩原駅を経由して約2時間15分~
【高速バス】バスタ新宿より約3時間20分~
【普通列車】東京駅より約3時間10分~
「日光温泉」は、日光市内や世界文化遺産の「日光二社一寺」の門前町に広がり、かつて弘法大師(空海)が「夢想の湯」と呼んでいた源泉が近年になって掘り当てられたものです。
泉質は無色透明で、肩こり・神経痛・美肌に効能があるとされています。日光駅から車で5分というアクセスの良さも魅力です。※奥日光湯元温泉とは場所が異なるので注意!
▼アクセス・所要時間
【新幹線】東京駅より宇都宮駅を経由して約1時間45分~
【高速バス】東京駅より約3時間~
【特急列車】新宿駅・浅草駅より直通電車で約2時間~2時間半
「越後湯沢温泉」は、ノーベル賞作家として知られる川端康成が名作「雪国」を執筆した土地であり、作品の舞台ともなりました。作品に登場する“駒子”というヒロインにちなんで名づけられた風情ある温泉がみどころです。雪国が執筆された部屋は、現在も「雪国の宿 高半」にあり、一般の方でも見学できます。
お湯は弱アルカリ性の単純泉で、筋肉痛・神経痛・疲労回復などに効能があるとされています。また、スキーのメッカとしても有名で冬場はスキー客でとてもにぎわいます。
▼アクセス・所要時間
【新幹線】東京駅より約1時間20分~
【高速バス】東京駅より約2時間30分~
【普通列車】東京駅より約4時間~
「上諏訪(かみすわ)温泉」は、諏訪湖の湖畔という絶好のロケーションで、駅を降りるとすぐに温泉街が広がるというアクセスの良さが魅力。また、国の重要文化財である「片倉館」の「千人風呂」でも有名です。“諏訪大社の女神様の化粧水が起源”という伝説から“美肌の湯”と言われ、湧出量も多く、“地面を掘ると温泉が湧き出した”という逸話もあるほどです。
▼アクセス・所要時間
【新幹線】東京駅より約2時間30分~
【高速バス】東京駅より約2時間20分~
【特急電車】新宿駅より約2時間半~
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